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2014年12月31日

“農家発の企業”が、幸せの輪をつくる!【農事組合法人ベジアーツ 代表理事 山本裕之】

農事組合法人ベジアーツ 代表理事 山本裕之

 
(※当社発行の農業フリーペーパー「VOICE」29号/2014年冬号より転載)

「農業を通じて、畑から食卓までの幸せの輪を実現する」を理念に、急成長を続ける農事組合法人ベジアーツさんは、レタスやハクサイ等の葉物野菜を生産し、県内外のスーパーや外食チェーンへ直販している長野県の農業法人です。今回は、代表理事 山本さんに、雇用の考え方や採用ポイントについて伺いました。

“農家発の企業”が、幸せの輪をつくる!

―去年から正社員雇用に踏み切ったそうですね。どのような背景があったのでしょうか。
 同じ想いを共有する仲間を増やし、一緒に経営することが、理念の実現への近道ではないか、と思うようになったことが一番大きいですね。また、規模が大きくなるにつれて、アルバイトの管理や、自分で判断して動いてくれる社員が必要になってきたことも要因の一つです。

―面接の際は、どのようなポイントに重点を置いていますか?
 理念に共感できて、進歩できる。それに尽きますね。加えて、現場で働く社員が一緒に仕事ができるかどうかが大きなポイントになるので、面接は私と7名の社員全員が行い、全員の合格が出て初めて採用となります。中途採用が多いのですが、新卒採用もしていますよ。

―新卒採用の際は、どのような心境になりますか?
 その人への責任だけでなく、その人の親御さんへの責任もすごく大きく感じますね。「親御さんへの期待にも応えないと」という風に、その人の先にいる皆さんの期待にも応えたいと思っています。
 この気持ちは新卒採用に限らず、他の社員にもお客様にも思うことです。仕事をする際は、その人だけでなく、その先の人の笑顔や喜ぶ姿をイメージする事が大切です。

―人との繋がりを大切にされているのですね!BBQ大会など交流を積極的にされている理由も納得できます。
 「地域にあって良かった」と思われる企業を目指すことも、自社テーマの一つですからね。農業は地域に受入れられてこそ発展する産業なので、たとえ忙しい時期であっても、地域の農業者やお客さんを招いて交流イベントをしています。日常でも、社員一人ひとりが地域の方々へ謙虚な気持ちを忘れずに行動するよう気をつけていますよ。「農家発の企業」として、地域にとって雇用の受け皿になり、農地の受け皿になり、地域としての魅力を守り発信していける。そんな会社にしていきたいですね。

 そのためにも、当社では独立希望者ではなく、会社を一緒に経営していく仲間を採用しています。会社の発展は、農業を永続する一つの手段でもあるからです。例えば、独立した農業経営者を1人増やしても、その人が出来なくなればゼロに戻りますが、企業の場合、例えば当社なら、今日私が倒れてしまっても社員が会社を継続してくれます。このような意味での「農業の永続性」は、むしろ企業の方が強いと思います。

―農業法人の発展が地域の発展にも繋がるのですね。御社を始め、農業法人への就職を目指す学生には、どのようなモチベーションで来てほしいですか?
 色々考えないで、どんどん飛び込んでほしいですね!就職って、その時は、まるで人生全てを決めてしまうかのように思ってしまいますが、決してそうではないと思います。私の場合は、農業を始めたのは23歳の時でしたが、本気を出して取組み始めたのは29歳になってからでした。法人化もその時です。それでも全然遅くはなかった。それに、農業法人の中には、一般企業と並ぶような経営をしているところもあります。「一回社会に出てから農業へ行く方が良い」という意見もありますが、しっかりした法人なら、直接飛び込んで良いと思いますよ!

会社概要

◇企業理念
農業を通じて畑から食卓までの幸せの輪を実現する
 一.農業をもっと楽しく。
 一.野菜をもっと美味しく。
 一.みんなが喜ぶ農場を創る。
◇事業内容
 農産物の生産、販売
◇URL
 http://www.vegearts.or.jp/






※記載情報は取材当時のものです。
※無断転用・転載・改変を禁止します。引用の際は、当社までご連絡ください。
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posted by agri-map at 00:00| Comment(0) | 農業法人・農業者
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