農業界地図ロゴ

2016年06月30日

小さい頃の夢は「農家になる!」【Akaishi Farmラビタン 赤石洋子】

「農家の嫁になりたい」と考えている学生がいる…!
そこで今回は、農業に従事する女性に焦点を当て、「農業女子プロジェクト」(★)に参加されている女性農業者のうち、農家のお嫁さんにお話を伺いました。
(※当社発行の農業フリーペーパー「VOICE」35号/2016年夏号より転載)

Akaishi Farmラビタン 赤石洋子

 幼い頃「大草原の小さな家」を読んで自給自足の生活に憧れ、「将来は農家になりたい!」と思った中学生時代。その後、農業高校、園芸の専門学校へ進学し、ブライダル専門の生花店へ就職。29歳の時に群馬県の専業農家へ嫁ぎ、念願の「農家の嫁」に。トマト(30a)と米(15a)を主体にした家族経営農業を営みながら、自身でも野菜の生産・販売を行う。

Q.「農家の嫁」になったきっかけは?
A.実家は非農家ですが、小さいころから農業に憧れ、「いつかは農家になりたい!」と思っていました。すると、友人が農家の男性(今の夫)を紹介してくれて、そのご縁で「農家の嫁」になりました。

Q.「農業女子プロジェクト」に参加されたきっかけは?
A.憧れの女性農業者の方が「農業女子プロジェクト」に参加されていて、公式サイトを見ると「参加者募集中」と書かれていたので、「私も入りたい!」と思い参加しました。 妊娠・出産もあり、活動にはあまり参加できていませんが、農業や子育てについて相談できる仲間が増えたことは、とても嬉しいです!

Q.学生に一言!
A.農業は本当に楽しい!野菜の奥深さを知ったり、季節を感じたり、食べて喜んでもらえるのも嬉しい。そして、うちのように家族経営だと特に、地域の人たちとの関わりも濃く、家族と過ごす時間も多くあります。社会が進歩しても、生きていく上で農業は大切な仕事だから、まずは経験してほしいなと思います。

小さい頃の夢は「農家になる!」

 念願の「農家の嫁」になり、温厚なご家族に支えながら農業と家事に奮闘する赤石さん。農業(仕事)と家庭の両立のコツや、今後の夢についてお聞きしました!

―農業で一番楽しい瞬間はいつですか?
 どんな作業も楽しいですね!家業の主品目であるトマトは夫とお義母さんがメインで担当していて、私は作業のお手伝いをする感じですが、「きれいに育ったね」「美味しく食べてもらってね」と思いながら収穫や出荷作業をしています。たまに「よしよし」って撫でたりしていますよ(笑)。加えて、ハウス5棟と露地畑を自由に使って野菜を生産・販売しています。種を選んだり作付計画を立てるのも、すごく楽しいですね!

―ご自身で育てる野菜は、どのような点にこだわっていますか?
 おいしそう、楽しそうって思える野菜を作ること。それに、トマト農家だからトマト料理に合う野菜も意識しています。玉ねぎ、ニンジン、ズッキーニなどオーソドックスなものから、ロマネスコ、ビーツなどちょっと珍しい野菜まで。トマトはJA出荷がメインですが、自分で作る野菜は直売所メインで販売しています。お客様から直接声も聞けるのも嬉しいですね!

―毎日お忙しそうですね!仕事と家庭を両立するのに何か工夫されていますか?
 夫と声をかけ合って、家事・育児などお互いが出来ることは何でもするところでしょうか。うちは7人家族(うち2人は子供)ですが、この規模の農業をするには家族全員の手が必要ですし、子供の面倒を見ながら仕事をするのは難しいので、来月から0歳の息子が娘と同じ保育園に入園します。子供達も頑張っていますよ。

―よく待機児童問題を耳にしますが、この地域にはないのですか?
 ありますよ。事情によって変わってくると思いますが、うちの場合、姉弟がそろって同じ園に入園できるのは、本当、運が良かったのかなって思います。

―1日のサイクルを教えください!
 今は、朝の支度をして娘を保育園に送り、そのまま直売所に納品し、家に帰って収穫。トマトの袋詰めをしているとあっという間に夕方になり、その間にも息子の授乳やおむつ交換が入り、帰ってきた娘の相手をして・・・という感じです。平日は仕事を中心に楽しく頑張り、土日は子供との時間を大切にしています。

―ワーク・ライフ・バランスが重要ですね!最後に、今後の目標を教えてください。
 生産量・販売量を増やしながら、加工にもチャレンジしたいですね。将来的な夢は、カフェ併設の直売所を作ること。カフェではうちの野菜を使ってパニーニとスープを提供するんです。夢の実現を目指しながら、今は生産技術を磨きます!


voice35_12p06.jpg
(左)従弟さん作の農園のイメージキャラクター「ラビタン」
(右)お手製トマト料理をご馳走になりました。ありがとうございました!


★「農業女子プロジェクト」とは?

★「農業女子プロジェクト」とは、農林水産省が進める、女性農業者が持つ知恵を様々な企業の技術やノウハウなどと結び付け、新たな商品やサービス等を社会に発信していくプロジェクト。
◎ 公式サイト⇒ http://nougyoujoshi.jp/





※記載情報は取材当時のものです。
※無断転用・転載・改変を禁止します。引用の際は、当社までご連絡ください。
インタビュー一覧へ戻る




posted by agri-map at 04:00| Comment(0) | 農業法人・農業者
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: